妊娠後期、お腹が大きくなるにつれて体のあちこちに浮腫みを感じることは少なくありません。
私もその一人で、象の足のようにむくんだ経験を持っています。
私の場合は妊娠後期に血圧が急上昇したことによって足がむくんで体重も2~3キロ増加してしまいました…
しかし、適切な対策を取ることで、浮腫みを和らげることができることも分かりました。
この記事では、妊娠後期の浮腫みの原因と有効な対策について、私の体験を交えながら写真付きでご紹介します。
浮腫みが出た際の私の状況
ここでは参考にしていただきやすいように、浮腫みが出たときの私の状況を記載します!
医師からの指導:血圧計の購入と毎日の血圧測定(食事制限等の指導は特になし)
妊娠周期:妊娠9か月
体重増加:2週間で3キロ(それまでは1カ月1キロ程度)
備考:普段はいていた靴は履けない状態
(驚いて家族におくった際の写真しかなかったため背景の削除加工のみ行っております。)
妊娠後期の浮腫みの原因
浮腫みの主な原因は、妊娠に伴うホルモンの変化や、子宮の成長による圧迫です。
これによって血液の循環が滞り、体内の余分な水分や塩分が組織に溜まりやすくなるようです。
また、体重の増加によって足や腕などの末端部分に負担がかかり、浮腫みを引き起こすこともあります。
私の場合は2週間で3キロ体重が増えてしまい、医師に相談したところ、浮腫みによって体重が増えているとのことでした…
妊娠後期の浮腫みに有効な対策3つ
私が実際に試した浮腫み対策は下記3つです。
- 塩分の摂りすぎに注意する
- 血流を妨げない姿勢と軽いストレッチ
- 足の位置を上げて休む
一つづつ意識していたポイントも含めて下記で紹介したいと思います!
塩分の摂りすぎに注意する
日常の食事での塩分摂取をコントロールすることは、浮腫み対策に有効です。
塩分は体内の水分バランスに影響を与え、過剰な摂取は体内に余分な水分を引き込む要因となります。
浮腫み対策ではよく塩分摂取量の調整とともに水分摂取の調整がセットで挙げられますが私の場合は浮腫みがひどくでたのが8月中旬だったこともあり、水分の制限は行いませんでした…(特に医師からの指導もなかったため…)
具体的には下記のことを意識していました。
- 塩分の摂取量は1日7.5g未満を目安にする
- 上記は目安にしつつ特にこだわりすぎず「食材名+減塩メニュー」で検索して出てきたものを作る
- 塩分の排出を促すカリウムが多く含まれる食材を多く摂取する
- 加工食品(特にハムやソーセージなどの加工肉)の摂取を控える
私はあまり厳密な食事管理は向いておらず、市販の調味料に含まれる隠れ塩分にも注意し献立を作って…というのは続かず、献立を作る段階で断念し、[ゆる減塩]を続けることを重視しました!
血流を妨げない姿勢と軽いストレッチ
軽いストレッチやウォーキングなどの運動は、血液の循環を促進し、浮腫みの軽減に役立つと聞きまずは軽いストレッチを取り入れました。
また血液循環を促進するため血流が圧迫される姿勢をしないことも簡単にできるので取り入れました!
具体的には下記のことを意識していました。
- 「妊娠後期浮腫み改善ストレッチ」と検索して出てきたYoutube動画を見ながら朝晩5分ずつ程度行う
- 正座や足組などの血流を圧迫する姿勢を意識的に取らない
特に座っている時の姿勢は癖になってしまっていたので意識してみると意外と足組をしてしまっていたなと発見になりました!
足の位置を上げて休む
日常生活では、立っているもしくは座っていることが多く、産休に入ってからも睡眠の時間以外は心臓よりも足の位置が下にある状態でした。
しかし、幸い浮腫みが出たのが産休に入ってからだったため、少しでもむくんできたなと感じたら足を上げて休む時間を作りました。
最初は少し「みんな働いている時間なのに…」と罪悪感がありましたが、「今は浮腫みを軽減するための時間!」と割り切って横になりました!
30分程度足を心臓より高く上げ横になることで、血液の流れが促進され、浮腫みが軽減されるのを実感できました!
就寝時も足の下にクッションを引いて寝ていましたが朝になるとクッションはどこかへ…
それでもやらないよりは朝すっきりしているのを感じたため継続していました!
マッサージや着圧ソックスを履かなかった理由
浮腫み対策として一般的に知られているマッサージや着圧ソックスを私は利用しませんでした。
理由としては足に圧力をかける行為がとにかく痛かったからです…
取り入れられる場合は取り入れるのも有効な手段ではないかなと思います…!
まとめ
妊娠後期の浮腫みは、多くの女性が経験する悩みですが、適切な対策を行うことで軽減することは可能です。
ここでは私が実際に試して効果があったなと思った対策を3つ紹介しました。
しかし妊娠中はいろいろなトラブルがつきものにはなるので適宜、医師のに相談を行い指導に従うことが最も重要だと思います。
浮腫みを感じているものの特別医師からの指導がない場合はぜひ参考にしていただければと思います。
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