イベント盛りだくさんの今の季節には高カロリーの食事や飲み会が増え気が付けば
「最近ちょっと太った?」と言われることも…
いざダイエットをしようと思って運動をしたり炭水化物を控えたりしても続かない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は運動のように行動を増やすことなく、
炭水化物を控えるなど我慢の必要もない“甘味料の置き換え”におススメの甘味料を紹介します。
甘味料を置き換えるだけで糖質の摂取量も抑えることができるので、
運動する時間がない方や我慢が苦手な方はダイエットの初めの一歩として甘味料の置き換えの参考にしてみてください。
甘味料の分類
甘味料は大きく分けて糖質系甘味料と非糖質系甘味料の2種類があります。
糖質系甘味料は私たちが最も見かけることの多い砂糖やでん粉由来の糖、糖アルコールに分けられ、非糖質系甘味料は、天然甘味料と合成甘味料 に分けられるます。
天然甘味料とは、植物の葉や果実などに含まれる甘味成分を抽出して作られた甘味料のことです。
代表的なものとして、蜂蜜やメイプルシロップ、ココナッツシュガーや甘酒などが挙げられます。
また、植物の葉に含まれる甘味の成分を抽出したもので、ステビアやラカンカなどが挙げられます。
一方人工甘味料は化学合成によって人工的に作られた甘味料のことです。
代表的なものは、サッカリン、アセスルファムK、アスパルテームなどです。
つまり天然甘味料は食品本来の甘味から抽出して作られたもの、人工甘味料は人工的に合成されて作られたものと言えるます。
この記事では糖質甘味料のエリスリトールと天然甘味料のステビア・ラカンカについて紹介をします。
エリスリトールとは?
エリスリトールはトウモロコシのブドウ糖を酵母による発酵やろ過、遠心分離、乾燥などの加工をしてつくられた「糖アルコール」です。
糖アルコールというとやや壁を感じてしまう人もいるかもしれませんが、
糖アルコールは様々な種類があり、特にキシリトールは聞きなじみがある方が多いのではないでしょうか?
エリスリトールのカロリーは砂糖の6%程度で、通常の砂糖と比べ75%程度のの甘味を感じることができるので、糖質制限中の方、血糖値が気になる方におススメと言えます。
味
エリスリトールの甘味度は砂糖の75%で、味の質としては砂糖に似ていますが
かなりすっきりとした後味で、口に入れた瞬間ひんやりとすることが特徴的です。
私個人としては「やや涼感があるかな…?」という程度で甘さがあっという間に消えるのが使いやすく感じ、今回紹介する甘味料の中で使用頻度が高いものになります。
(砂糖と同量置き換えるとあっさり目の味付けになるので気に入っています。)
ラカントとは?
ラカントは、サラヤ株式会社が販売している天然甘味料です。
(正式な商品名は「ラカントS」。楽天やAmazonでは「ラカンカ」という名前で検索すると類似商品を見つけることができます。)
ラカント(ラカンカ)はウリ科の果実「羅漢果(ラカンカ)」の高純度エキスと、トウモロコシなどの発酵から得られる天然の甘味成分「エリスリトール」から作られた、植物由来の天然甘味料です。
ブドウ糖を発酵してつくられる天然甘味成分「エリスリトール」と羅漢果(ラカンカ)から抽出される高純度のラカンカエキスの2つの天然素材からつくられています。
商品によって多少差はあるかもしれませんが、ラカントSはエリスリトール99.2%、ラカンカエキス0.8%のほぼエリスリトールです。
しかし、ラカントのほうがやや甘みが強いのでエリスリトールだとあっさりしすぎていると感じる人にはラカントがおススメです。
味
ラカントは砂糖と同程度の甘さを感じられる甘味料です。
ラカンカ自体は砂糖の300倍程度の甘みがあるといわれているため少量でも味としては
エリスリトールよりもしっかりと甘みを感じることができると思います。
とは言えその成分のほとんどがエリスリトールのため味はそう大きく変わらず、口に入れた瞬間ひんやりとする感じは残っています。
私が以前砂糖と黒糖と食べ比べをした際にはやや黒糖に近いと感じました。
食べ比べてみての感想なので、調理に使用する分には気になることはそんなにないかなと思います。
ステビアとは?
ステビアは南米のパラグアイやブラジルの国境地帯に自生する多年生のキク科の植物から抽出された甘味料です。
パラグアイでは400年も前からマテ茶を甘くするためにステビアが利用されていたといわれており、長い歴史のある甘味料と言えます。
最近では、数多くの甘味料が発売されていますが、人工甘味料の安全性を疑問視する傾向が強まっているため、人工甘味料の代わりにステビアを使用している商品が増えています。
特徴としては少量でも甘みを感じることができ使用量が減らせることと
ステビアの甘み成分は糖質ではなく配糖体(糖と糖以外のものがくっついたもの)のため糖質はゼロであることが挙げられます。
低カロリーで糖質が含まれていないので糖質制限をしている人におススメと言えます。
味
ステビアは後に引くまったりとした甘みが特徴的です。
甘みとしては砂糖の約200倍と言われており、少量加えるだけで十分な甘みを味わえるのが特徴です。
私は味に鈍感なほうなので、結構甘いなという程度でしたが、
ネットの反応では「甘さがしつこくて苦手」「甘みが後を引く」「やや苦みを感じる」という意見もちらほら見られました。
ただし、本当に敏感な方でなければ調理の際に使う程度ではそんなに苦みを感じることもないのではないかと思います。
結局どれがおすすめ?
3つの甘味料のうち私がよく使うのはエリスリトールですが大事にしたい価値観によっておすすめは変わってきます。
天然甘味料が良いという人には“ステビア”がおすすめです。
とにかく値段を抑えたい方には“エリスリトール”がおすすめです。
(同じメーカでエリスリトール・ラカント・ステビアを販売している場合比較的エリスリトールが安い傾向があるということです!)
砂糖に近い甘さの甘味料がお好みの方には“ラカント”がおすすめです。
自分の価値観にあった甘味料から試してみるとよいと思います!
まとめ
ここまで3つの甘味料を紹介してきました。
それぞれ特徴が異なりますが、どれも抵糖質でダイエッターの味方と言える甘味料だと思います。
ラカントについては別の記事でも詳しく取り上げているので是非チェックしてみてください。
コメント
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