掃除機を買い替える際に候補となるのがコードレス掃除機ですね。
近年では軽くて吸引力も強いモデルが増えてきており、
どれを選べばいいのか迷うという方も多いのではないでしょうか?
この記事ではコードレス掃除機を選ぶ際のポイントをまとめています。
実際に家電屋さんを4店舗行ってみて話を聞いてきたので是非参考にしてみてください!
コードレス掃除機の吸引力はどのくらい?
コードレス掃除機って吸引力が物足りないのでは?
結局コードのある掃除機より吸引力が弱いんでしょう?
このように考えている方も多いのではないでしょうか?
実際、現在のコードレスはコードありの掃除機と比較すると
吸引力は劣ってしまうのが現実だそうです。
具体的に吸引力は「吸込仕事率」をみて確認します。
一般的にワット数で表記されており、数値が大きいほど吸い込む力が強いということになります。
(ただし「吸込仕事率」は、あくまで目安のため過度の信頼は禁物です…!)
コードのあるキャニスター掃除機でも紙パックとサイクロン式でも吸引力は異なります。
一つの参考として各タイプの掃除機を「吸込仕事率」で見てみると下記のようになります。」
サイクロン式キャニスター掃除機平均吸込仕事率=200~400W
紙パック式キャニスター掃除機平均吸込仕事率=500~600W
コードレス掃除機吸込仕事率=50~150W
そのためコードがある掃除機での掃除が苦にならない方で、
吸引力重視の場合コードがある掃除機をおすすめします。
コードレス掃除機がおすすめの人はこんな人
コードレス掃除機の魅力は何と言ってもその手軽さです。
電源コードを気にせずに気になったときにパッと掃除機をかけることができます。
重量も1.2㎏~2.5㎏程度と計量なものが多く吸引力はそこそこでもいいから毎日掃除機をかけたい!という人にはおすすめです。
実際に吸込仕事率150W程度のコードレス掃除機を購入して利用してみたところ
吸引力全然問題ない!と思いました。
生活している際に最も気になる髪の毛やほこり、食べかすも通常モードで問題なくきれいになりました!
そのため多少吸引力が多少落ちても毎日手軽に掃除機をかけられるほうがいい方はぜひ検討してみてください。
コードレス掃除機の選び方
ここでは吸引力に関わる集塵方式でのえらび方を紹介します!
集塵方式
掃除機の集塵方式には大きく2つあります。
紙パック式とサイクロン式です。
紙パック式掃除機は吸い込んだホコリをセットしてある紙パック内に集めるタイプのものです。
サイクロン式掃除機は吸い込んだホコリをダストカップに集めるタイプの掃除機です。
紙パック式
紙パックがフィルターの役割を兼ねており、空気のみ紙パックを通して排気されます。
このタイプは、紙パックをセットするだけでゴミがたまれば紙パックごと捨てることができ、フィルター掃除が不要という手軽な点が魅力です。
サイクロン式掃除機と比較すると掃除機内が密封されているため紙パック式のほうが吸引力が強いですが、紙パックにゴミがたまると吸引力が落ちやすという難点があります。
しかし紙パックを交換することで吸引力は復活します。
現在は紙パックタイプのサイクロン式掃除機はあまり種類が多くないですが、ごみ捨てを簡単にしたい方にはおすすめのタイプといえます。
サイクロン式
サイクロン掃除機は吸い込んだ空気を回転させながら遠心力によってホコリと空気に分離します。ホコリはダストカップに、空気はフィルターを通して排気されます。
またサイクロン掃除機と呼ばれ販売されている掃除機の中でも2種類あります。
フィルターのないフィルターレスサイクロンとフィルターのあるタイプのサイクロン掃除機です。
その違いを下記にまとめていきます。
フィルターレスサイクロン
これはいわゆるダイソンの掃除機のようなタイプです。
サイクロン式の吸引力が落ちる理由の一つとして、掃除機を使い続けることによるフィルターの目詰まりが挙げられます。
このタイプの掃除機ではサイクロン機構のパワーを効率化し強くすることで、
フィルターに頼らずほぼすべてのゴミをサイクロン内部で処理することができます。
このためフィルタータイプと比較すると吸引力が落ちにくいとされています。
最近ではダイソンだけでなくパナソニックや東芝からもこのコードレス&フィルターレスサイクロン掃除機が販売されています。
そのため比較的お値段が張る傾向がありますが選択肢の一つとして検討してみるのもよいでしょう。
フィルターサイクロン
フィルターがあるタイプのサイクロン掃除機も空気を回してその遠心力を利用する形を取っています。
しかし、その利用法は上記のフィルターレスタイプとは少し違います。
まず、フィルターのあるタイプの掃除機ではフィルターを使ってゴミを取り除きます。
ただし、全面にまんべんなくホコリが付いてしまうとフィルターが詰まってすぐに空気が通らなくなってしまうので遠心力を利用してゴミをフィルター部の隅っこに集めています。
この部分で遠心力を使っています。
そのため、継続利用によってゴミがフィルターを全部塞ぐとフィルターの掃除が必要になります。
フィルターを掃除することで吸引力は回復するのでフィルター掃除が手間にならない人はフィルタータイプでもよいかとおもいます。
まとめ
ここまでコードレス掃除機について吸引力を中心にまとめてきました。
コードレス掃除機と一口に言っても色々なタイプがあり、
それによって吸引力の維持やお手入れ方法が変わってきます。
コードレス掃除機がいいけど、吸引力を維持しやすいタイプがいい方は
フィルターレスサイクロンもしくは紙パック式が便利かと思います。
購入の一つの参考にしてみてください!
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