妊娠中期~後期になるといよいよ赤ちゃんを迎える準備を本格的にしていく頃ではないでしょうか…?
中でも赤ちゃんの着る服を水通しするというのは誰もが通る道であると思います。
「世界一幸せな洗濯」とも呼ばれる水通しをより安全で清潔な状態にするために本記事では、“水通し前の洗濯機の掃除をしていないとどんな危険があるのか?”またそのさい“市販クリーナーでの清掃でよいのか?お掃除業者に頼むほうが良いのか?”を我が家の洗濯機で検証しまとめました。
ぜひ水通し前の洗濯機の掃除の判断さいに参考にしてみてください。
水通し前に洗濯槽掃除は絶対必要?
水通し前に洗濯槽の掃除はしておいたほうが良いと考えています。
洗濯機の掃除をしないまま水通しを行うとカビや普段使用している大人用の洗剤の石鹸かすが赤ちゃんの衣類に付着する可能性あるからです。
ベビー服の水通しは、赤ちゃんに着せる前に肌に触れるベビー用品を水で洗うことです。
水通しを行うと、赤ちゃんの肌にとって下記のようなメリットがあります。
- 汗を吸い取りやすくする
- 赤ちゃんの肌にとって刺激になりうる有害物質を除去する
つまり水通しは赤ちゃんの肌にとって刺激となるものを取り除くために必要な作業になります。
この時“洗濯槽掃除は絶対必要?”かというと、“洗濯機の状態による”が答えになると思います。
まだ洗濯機自体が新しく洗濯槽もきれいな場合は必要がないかもしれませんし、反対に何年も使用しているものでカビや石鹸かすが洗濯層の裏に付着している可能性がある場合は市販のクリーナーを使った洗濯槽の掃除が必要かもしれません。
また我が家のように10年くらい使っていて、最近は市販クリーナーでこまめに手入れをしていたけれど…という場合でも分解洗浄をしてみたら汚れがかなり付着していたということもあります。
せっかく赤ちゃんの肌を守るための水通しをするのに、カビや大人用の石鹸かすが付着してしまっては本末転倒ですよね…
そのため、新品の洗濯機という場合を除いては水通し前に洗濯槽掃除はしておいたほうが無難であると言えます。
ここからは、“洗濯槽の掃除は市販クリーナーで十分なのか?”の検証を我が家の洗濯機で行ってみたので是非洗濯槽掃除の参考にしてみてください。
市販のクリーナーの効果はどのくらい?
我が家の洗濯機は旦那さんが結婚する前から使っていた10年物になります…
詳しい洗濯機の状況は下記になります。
洗濯機の種類:縦型
利用頻度:週1~2
お掃除頻度&方法:フィルターのごみ捨てを月1、洗濯槽洗浄(市販クリーナー)年1
毎回のごみの出方が変わっていたので詳細を下記で紹介していきます!
①酸素系クリーナー:洗濯槽の滅カビ
まずはクリーンプラネット の「洗濯槽の滅カビ」を使用してみました。
同封されているA剤・B剤を全量洗濯槽に入れ40℃程度のぬるま湯を高水位まで注ぎ「洗濯槽コース」を開始しました。
我が家の「洗濯槽コース」はすべての工程で12時間かかるものになります…
30分程度つけ置きしたのち蓋を開けてみると下記のように表面に泡が立っており、汚れも浮いてきていました…!
汚れを救ってみると黒いわかめのような汚れが多く取れました!
12時間後「洗濯槽コース」が終わった後、洗濯物を入れずに「標準コース」で洗濯機を回して完了しようと思ったのですが、ごみとりフィルターに黒いわかめのようなカビが入っていたため、もう一度市販クリーナーで洗濯槽を掃除することにしました…
②酸素系クリーナー:オキシクリーン
2回目は家にあったオキシクリーンを使用しました…!
水量4Lに対してオキシクリーン約28gの分量になるようにオキシクリーンを入れて40℃程度のぬるま湯を高水位まで注ぎ「洗濯槽コース」を開始しました。
写真を撮り忘れてしまったのですが、「洗濯槽の滅カビ」を使用した時同様、表面に泡が立っており、汚れも浮いてきていました…!
2回目はすすぎの際にも蓋を開けてみたところ、石鹸かすのような白い塊と、わかめのようなカビが一面に浮いているのを見てしまい、「我が家の洗濯機の汚さはもう酸素系クリーナーでは取り切れないのでは…」と感じてしまいました。
あとに記載していますが4回目のオキシクリーンをした際の写真の3倍くらいこの時は汚れが出ていたと思います…
そこでネットで調べて塩素系クリーナーで汚れを溶かすほうが良いのではないかという結論に至り3回目の洗濯槽掃除を行うことにしました。
③塩素系クリーナー:TOSHIBA 洗濯槽クリーナー(塩素系)T-W1A
3回目はネットやAmazonレビューで評判が高かった「TOSHIBA 洗濯槽クリーナー(塩素系)T-W1A」を使用しました…!
こちらは前回行った酸素系とは違い水温は高くなくてよいのが手間でなくてよかったです。
しかしお値段が他のものと比較すると高いので断腸の思いで購入しました…
手順としてはこちらの液体をすべて入れて、「洗濯槽コース」を選択するのみです!
液体を入れて、水を張り、つけ置きする前の段階の写真が以下になります。
やや石鹸かすが浮いているものの水はまだ透き通っています。
つけ置きを10時間行った写真が以下です。
つけ置き前と比較して水が濁り、浮いている石鹸かすがやや小さくなっている印象を受けました。
「ここまでくれば、もう汚れは綺麗になったかな」と思ったのですが、ごみとりフィルターに石鹸かすの細かいものがまだ少し入っていたため、「もう一度だけ…本当に最後!」という気持ちで最後にもう一度市販クリーナーで洗濯槽を掃除することにしました…
④酸素系クリーナー:オキシクリーン
最後は2回目同様、家にあったオキシクリーンを使用しました…!
手順は2回目同様に行いました…!
下記はつけ置き後のすすぎの際の様子です。
汚れをすくっててみると、わかめ状の汚れはなく、石鹸かすの裏にカビがついているような、石鹸かすと層になった汚れが大量に出てきました…
おそらく、わかめ状のカビのみの汚れは3回目の塩素系クリーナーで溶かせたものの、石鹸かすは溶けず、残ってしまったのかなという印象を受けました…
市販クリーナー4回後分解洗浄をお願いしてみた。
(解像度が荒くなってしまい少し見にくいかもしれません…)
まとめ
今回は10年物の洗濯機を市販クリーナーでどこまできれいにできたのか分解洗浄をして検証しました。
4回分も市販クリーナーを使用してからお掃除業者さんを呼んだのでより高くついてしまったなと思いますが、結果的には分解洗浄をしてよかったと思っています。
ぜひ水通し前の参考にしてみてください。
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