赤ちゃんを迎えるにあたってみんなが通るであろう問題の一つに赤ちゃんの居場所問題があると思います。
ベビー用の布団は必要なのか?
買うのであればどんなタイプがよいのか?
迷うところかと思います。
この記事では、私がベビー用の布団を検討した際に重要視したポイントや、調べたことをまとめています。
ベビー布団は必要?
結論、“敷布団(マットレス※この記事ではマットレスも含めて敷布団と表記します)のみ必要”だと思います。
ベビーベッドを使用する場合も、布団のみで使用する場合でも敷布団は使用したほうが良いのかなと感じています。
最初のうちは赤ちゃんは1日のほとんどの時間を過ごすことになると思います。
そのため安全な居場所の確保は必須だと思うからです。
もし、寝る時間だけの利用だとしてもやはり小さな赤ちゃんと親の布団で添い寝は怖いですし、赤ちゃん用の敷布団はかなり固く、事故が起こりにくい仕様になっているんだなあと感じています。
であれば固い(薄くて安い)シングルサイズの布団を子供用に買っておいてもいいのかなあと検討はしましたが、赤ちゃんのうちは漏れるたびにシーツや防水シーツを変えることになるので大きいといちいち大変かなと思い赤ちゃん用を購入しました。
サイズはレギュラーサイズ(95×120)のものだと2歳くらいまでは十分使えると店員さんに聞いたのでそれ以降はその時にあった敷布団に買い替える予定です。
ちなみに、掛布団については、0歳のうちは使用しないことにしました。
理由としては生後3週間の時にお腹にかけていたタオルケットが顔にかかってしまっていたことがあり、それ以降はスリーパーを使用しているためです。
そのため、掛布団はいらなかったかなあと今では考えています。
ベビー敷布団の種類
赤ちゃん本舗などで売っている敷布団の種類として立体ファイバー構造のもの、固わたのもの、ラジカル敷布団が挙げられると思います。
私の一番の希望としては窒息しない固いもので、できれば将来2人目が生まれたときのために長く使えるもの、清潔に保ちたいので、丸洗いが簡単なものがいいなと思っていました。
その結果ローズラジカルの敷布団を購入しました。
ここからは、私が検討した際に調べて良いなと思ったところ、今一歩だなと思ったところをまとめていきます。
立体ファイバー構造
立体ファイバー構造からなる敷布団は現在西川・アップリカ・コンビから発売されています。
私も検討の際にこちらが最有力候補でした。
良いなと思った点は下記3点になります。
- 丸洗いが可能で清潔に保てる
- 通気性が高い
- 体圧の分散ができる
特に悪いと思った点はなかったのですが強いて言うなら気になったのは下記でした。
- 通気性が高いため床の冷気を受けやすいのではないか?
- 体圧の分散ができるため他のものより体が沈みやすく、寝返りの際に顔が埋まる可能性があるのではないか?
- 敏感な赤ちゃんの場合こすれ音がきになるか?
- 耐久性はどうか?寿命はどうか?
- 値段が高い
特に丸洗いができるのは最高!と思いました。
やはりどうしてもアレルギー物質やカビは気になるものです。
そのためこちらが第一候補になりました。
しかし、我が家は第2子やできれば第3子も欲しいなと思っており、その時に使える耐久性はあるのか?寿命はどのくらいなのか?が分かりませんでした。
そこで口コミを調べてみましたが、まだ新しい製品のためよくわかりませんでした。
そこで大人用の同様の製品で耐久性や寿命を調べてみました。
西川の“Cocolet”で使用されているライスウェーブ(RICEWAVE)やアップリカの“C-CORE 3D baby”は素材としてはポリエチレンからできています。
こちらはエアウィーヴのマットレスパッドと同じ素材になります。
マットレスパッド自体の寿命は調べても出てきませんでしたが、エアウィーヴの商品はおよそ7年程度利用可能とのことでした。
一般的な寝具同様、長期間使用できます。
お客様の体形・体格、ご使用状況により異なりますが、およそ7年程度利用可能です。 ※20~30回/日寝返りをうつと想定し算出しております。
※マットレスパッドの場合、下に敷く寝具の影響を大きく受けます。
出典:エアウィーヴ公式オンラインストアヘルプ
コンビの“ブレスエアー”は、ゴム弾性をもつポリエーテルエステルエラストマーからできています。
これはネムリエシリーズのマットレスと同じになります。
ネムリエシリーズの「ロイヤル」と「プレミア」ですと、「ロイヤル」は約3年、「プレミア」は約4年ほどの耐久年数が平均的な年数です。
出典:爽快潔Living‐よくある質問‐
マットレスの寿命はポリエチレンでもポリエーテルエステルエラストマーでも密度と厚さによっても異なります。
布団として使うことを考えていたのでおむつ替えの時等に膝をついたりすることで赤ちゃん用の密度と暑さのマットにたびたび大人の体重がかかると劣化が進んでしまうんじゃないかと不安になり、かなり捨てがたかったのですがこちらは却下となりました。
補足にはなりますがラジカル敷布団や固わたの敷布団よりも沈みやすいというのも気になりました…
立体ファイバー構造は通気性がいいので窒息しにくいとの記載もありましたが、シーツや防水パッドを敷いて使用した場合は敷布団自体の通気性はあまり関係ないのではないかと思い沈まないものを優先しようと決めました。
固綿
固わたタイプはいろいろなメーカーから発売されているタイプになると思います。
良いなと思った点は下記3点になります。
- 値段がお手頃なものが多い
- 洗濯機で洗えるものが多い
- ラジカル敷布団ほどではないがしっかりとした硬さがある
- 手軽に洗濯はできない
- カビやダニの対策を別で行う必要がある
- 立体ファイバー構造ほどではないがラジカル敷布団よりは沈み込みを感じる
ラジカル敷布団
西川から発売されているローズラジカルが有名かと思います。
私も結局こちらを購入しました。
良いなと思った点は下記3点になります。
- へたりにくく、2人目3人目にも使用したという口コミがあった。
- しっかりとした硬さがある。
- いざとなれば洗うことができる
公式では洗濯不可表示になっていましたが、赤ちゃん本舗の店員さんに電話でメーカーに問い合わせしてもらったところ洗うことは可能とのことでした。
ただし、乾くのに24時間程度かかるのでそう頻繁にはできないと考えた方がいいようです。
対して、気になった点は下記です。
- 手軽に洗濯はできない
- カビやダニの対策を別で行う必要がある
- 立体ファイバー構造ほどではないが値段がまあまあする
特に洗濯が簡単にはできない点については最後まで本当に迷いました。
しかし、ダニについては専用のシーツを使うことで防ぐことができ、カビについても除湿シートを活用することで防げると思ったので、そちらをプラスで購入して、変えることのできない固さと耐久性をとることにしました。
結果論にはなりますが、3カ月ほど使ってみて本当に良かったと感じています。
我が家ではベットではなく布団として親の布団の横にマットレスを敷いています。
深夜の授乳で子供が寝ている時に上半身のみ子供のマットレスに行って添い乳での授乳を行うことがありました。(普段は起き上がって授乳していますが、、)
そんなことをしても、全然へたれないし、こすれ音もしないので子供の睡眠を妨げることもありません。
立体ファイバー構造のところでも記載しましたが、立体ファイバー構造は暑さと密度で耐久性が変わります。
あくまで赤ちゃん用に作られたマットで親の体重がかかると劣化が進んでしまうのではないかという不安もないくらいローズラジカルはしっかりしていたのが良かったです。
うちの子は手足が良く動くタイプだったのもあり、こすれ音の心配をしなくてよい、こちらにしてよかったなと感じています。
まとめ
ここまで主力なベビー敷布団をタイプ別に比較した結果を記載しました。
どんな項目を重視したいかはそれぞれの家庭によって違うと思います。
私は硬さ>清潔さ>耐久性>価格で考えており、清潔さはダニ予防のシーツで補えることに気が付き付属品(シーツ)で補填することでどのポイントもかけることなく満足なものを買えたと感じています!
(次の記事ではダニ予防のシーツとカビ対策について記載しようと思います。)
是非ベビー布団の検討の参考にしていただけると幸いです!
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